2015年12月24日木曜日

ヨーダはオーダー66に気付きながら黙ってたのか?クローン・ウォーズ ザ・ロスト・ミッション

dTVにてスター・ウォーズのスピンオフ作品「クローン・ウォーズ」の最終シーズンにあたる「ザ・ロスト・ミッション」が配信されています。ややネタバレ含みます。

打ち切りという事情もあって通常22話構成で1シーズンとなるところ、この「ザ・ロスト・ミッション」では全13話と少なめになっていますが、そのぶん中身の濃さは格別。
STAR WARS: THE CLONE WARS: THE LOST MISSIONS


ところでクローン・ウォーズをよく知らない方のためにちょろっと説明しておくと、正史(実写映画)エピソード2「クローンの攻撃」とエピソード3「シスの復讐」の間にあたる期間を描いたものです。両映画はクローン戦争の始まりと終わりを描いたものですが、「スター・ウォーズ・クローン・ウォーズ」シリーズはその名の通りクローン戦争そのものを描いた作品です。

最初のエピソードとして映画版が公開され、その後1〜5シーズンが製作されました。アナキンとその弟子アソーカ・タノを中心とした物語ですが、正史のエピソード2および3に彼女は登場しません。ですので、クローン・ウォーズで描かれるのはアソーカとの出会いから別れまでのお話であることは予想できるかと思います。

そういった主軸とともに、エピソード3だけでは物足りなかった、アナキンが暗黒面に堕ちるまでの裏打ちをしっかりとやるためのシリーズでもあります。同時にジェダイ騎士団や評議会の硬直化、もっと言えば腐敗についても暴かれていくことになります。そしてその最たる部分が、第6シーズン「ザ・ロスト・ミッション」で集中的に噴出してくるというわけです。

そもそもが疑惑と謎だらけのクローントルーパー発注劇だったのはエピソード2でもご存知のとおり、「ザ・ロスト・ミッション」ではそのトルーパーの1人にオーダー66の誤作動が発生。それに端を発するジェダイ側の捜査と、事態を隠蔽しようとするシスとを描く全13話。最終的にヨーダはすべて(A New Hope のことも含め)知り得たかのような描写もあり、近い将来では成す術がないと悟ったかあるいは成り行きに任せることにしたのか、とにかく黙っているという幕引きでエピソード3へバトンを渡します。

この「ザ・ロスト・ミッション」を観ると、以降のヨーダの落ち着きぶりはその後のジェダイの帰還も見据えてのことかと思えてくるほど。特にルークの修行が「おんぶしてランニング」くらいしか無いというテキトー加減なのもわかります。ルークきっかけでアナキンがライトサイドに出戻りというところまで読めていればこその沼地で草食なのでしょう。